日本路透社
http://www.reuters.co.jp/newsArticle.jhtml?type=technologyNews&storyID=7930146§ion=news


コニカミノルタ、デジカメ価格下落などで業績見通し下方修正
2005年 03月 17日 木曜日 17:31 JST


　［東京　１７日　ロイター］　コニカミノルタホールディングス<4902.T>は、２００５年３月期業績見通しの下方修正を発表した。連結ベースで、売上高を前回予想の１兆１０００億円から１兆０６００億円、営業利益を８００億円から７００億円、経常利益を７００億円から５５０億円、当期利益を２５０億円から７０億円にそれぞれ減額した。情報機器事業における新製品投入の遅れや、デジタルカメラの価格下落などが影響した。
　また、減損会計の導入に伴い、経営統合により発生したのれん代（カメラ事業分）を一括償却し、特別損失として５４億円を前倒し計上する。

　同社によると、デジタルコンパクトカメラの価格は想定以上に下落しており、「カメラ事業は非常に厳しい」（本藤正則常務執行役）状況だという。