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中譯:

【行情英雄 金錢的深層】
2007年10月19日刊載

北京奧林匹克沒有仁義的DSLR戰爭

老友的專業攝影師對我說了這樣的話:「Nikon好像計畫著在北京奧林匹克運動會作激烈的反攻」。

在奧林匹克運動會場地，Nikon和Caon的DSLR 兩雄一直散發出火花。
主戰場，是以新聞報道專業攝影師為對象的高級機種。

與在量販店被降價的DSLR不同，專業對向機種1台70萬，80萬日元。
包含長焦鏡頭等配件的話，是100萬到200萬日元左右。
專業機種原則上是不會降價。

再加上，專業攝影師拍照1日從數百張到1000張單位，「大半的相機1，2年就到壽命，必需換機」(市場分析人員)。

對兩個公司來說，專業對象機種成為年間可掙從數十億到100億日元單位收益的重要策略商品。

同時，奧林匹克運動會由於通過電視轉播等使商品在一般用戶前露臉的機會多，成為特別重要的宣傳地點。

筆者以前是報道記者的時候。
在接近奧林匹克運動會的時期，有一方的大廠甚至是對各報道社免費散發了數百萬日元的機材。
如上所言，因為是關係到面子問題。

上次雅典奧林匹克，一般被認為是Canon的佔有率高。
根據開頭的攝影師所言，Nikon準備了適合北京奧林匹克運動會的高感度機種。
據說在昏暗的室內比賽也能拍攝到鮮明圖像的技術提高了的評價正在蔓延中。
在奧林匹克轉播中，數Nikon和Canon哪邊多也是令一種趣事呢。


(作者 あいば・ひでお (原時事通信社經濟部記者。))

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【相場英雄　マネーの深層】
2007年10月19日 掲載
北京五輪で仁義なきデジタル一眼ウォーズ


「北京オリンピックではニコンが相当な巻き返しを図るらしい」──。旧知のプロカメラマンがこんな話をしてくれた。オリンピックの場で、ニコンとキヤノンのデジタル一眼の両雄が火花を散らしている。
　主戦場は、報道のプロカメラマン向けのハイエンド型モデル。量販店で値引きされているデジタル一眼と違い、プロ向けモデルは１台７０万、８０万円。望遠レンズなど付属品を含めると、１００万から２００万円程度となる。
　報道カメラマンの数なんかたかが知れていると言うなかれ。プロ向けモデルは原則値引きなし。加えて、プロのカメラマンは１日数百枚から１０００枚単位で写真を撮るため、「大半のカメラが１、２年で寿命を迎え、買い替えの必要が生じる」（アナリスト）。両社にとって、プロ向けモデルは年間数十億から１００億円単位の収益を稼ぎ出す重要な戦略商品となっているのだ。
　また、テレビ中継等を通じて商品が一般ユーザーに露出する機会が多いオリンピックは、特に重要な宣伝の場ともなっている。筆者が報道記者だったころの話。オリンピックを控えた時期、一方の社が報道各社に対して数百万円の機材を無償で配布したことさえあった。文字通り、メンツをかけているのだ。
　前回アテネ五輪では、キヤノンのシェアが高かったとされる。冒頭のカメラマンによると、ニコンは北京オリンピック向けに感度の高い機種を用意。暗い室内競技でも鮮明に画像を撮れる技術を高めたとの前評判が広がっているという。
　五輪中継で、ニコン、キヤノンのどちらの数が多いか数えてみるのも一興だろう。

◆あいば・ひでお　１９６７年生まれ。元時事通信社経済部記者。０５年「デフォルト」で第２回ダイヤモンド経済小説大賞受賞、作家デビュー。